アデノウイルスというこどもがよくかかるウイルスがあります。咽頭結膜熱といい、高熱と目が赤くなる結膜炎を起こすことが特徴です。プール熱ともいわれ、夏に流行るといわれますが、今はあまり季節性はないようです。ちなみにプールでうつるということはありません。
 この感染症は薬もなく、自然治癒を待つしかないのですが、うつりやすく、出席停止がからんでくるということと、発熱が長いため、原因診断のために検査を行うことがあります。 
 ただ、この検査は注意点があります。まず第一に高熱が続くために検査をする場合はのどからの検査、目の症状だけの場合は目からの検査を行います。目からの検査は眼科で行います。
 そして、この検査は発熱初期の偽陰性(本当は感染しているが検査は陰性)の可能性が高いということです。発熱してから4~5日経たないと陽性になりにくいことがわかっています。熱が出ている際には登園や登校はしないことと、薬もないことより、早い時期の検査はお勧めできません。早い時期に検査をして陰性となった場合でも発熱が続く場合には再検査をお勧めします。
 検査にはいろいろ特性があり、検査の部位、タイミングなどがあります。これからもブログで他の検査なども取り上げていきたいと思います。