当院では今年から頭のかたち外来をはじめました。
 向き癖などで頭の形が斜めになっている場合、ヘルメット治療というものが数年前からはじまっています。軽度であれば自然に改善するものですが、ゆがみが強い場合は自然に改善しない場合も多いことがわかってきました。現在自費診療で費用は40万円前後と高額で、さらに対応できる医療機関が限られており、昨年までの茨城県では県南地域(つくばなど)でしか行えませんでした。そこで、この地域の需要に対応すべく、当院でも体制を整えました。
 このヘルメットは頭のかたちをおさえてなおすものではなく、赤ちゃんの頭が大きくなっていく際に、平らなところを大きくしていく、形を整えていくものなので、小さいころしかできません。また首が座っていないとできません。ですから、治療開始は生後4か月以降、6か月未満とかなり限られます。
 できればゆがまないで、治療も必要ないほうがよいですので、予防としてタミータイムを推奨しています。生後1か月健診の際にはパンフレットをお渡ししていますが、できるだけ早期から意識して予防していただいたほうがいいです。斜めになってしまうと、そちらが安定しますので、反対に向けるのは難しく、悪化していきます。
 まずは新生児期からのタミータイムであたまのゆがみを予防、そしてゆがみが気になるようであれば生後4か月にはあたまのかたち外来への相談をお勧めします。相談までは保険診療になります。IMG_0013